inumeshi20’s diary

楽しみ第一の自己啓発読者

セルフイメージで幸せに

幸せを選ぶには

  

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(あなたはできる ジョエル・オスティーン 著 早野依子 訳 PHP)

  人は考えたことを手に入れる

人は毎日考えたことを実現しようとする

良いことばかりを考えれば、それらが形になり

逆に、悪いことしか頭になかったら、その通りになる。

 

ある人には幸運ばかり、

一方、違う人には不運ばかり起こるわけではない。

様々な現象を自分の基本的な価値観に沿って

解釈していく。

自分の考えに即したものを拾っていく。

そぐわないものは無視されるワケだ。

 

とはいえ、現在自分の考え方、

見方が嫌だという人もいるだろう。

その場合自分の視野を広げる必要がある。

どうやって?

自分に良い言葉を話すことで。

 

セルフイメージ

セルフイメージ

自分に向ける言葉である。

毎日自分に何か話すことで

人は自分の脳を反応させている。

 

自分を認めている言葉

やがて能力のある、魅力のある自分を作っていき、

逆に何をやっても冴えない自分を描くような言葉は

本当につまらないと思われるような人になっていく。

 

人は毎日、自分をどう思っているかで

話し方、考え方、行動の仕方が変わってくる。

多少は毎日にブレが生じることがあっても、

長い目で見て、普段から想像していた自分の姿を完成させる。

ということは、健全な自己イメージを持つのは

幸せの基本のようなものだ。

 

自分に対して良いイメージを作ることは

内側から変えていくこと。

日常に良いことを期待することも

それに負けないくらい大事なことであり、

それが外側から変えていくことに当たる。

 

毎日自分の身の回りに起こる出来事に感謝していくと

それが大きな幸運に出くわすこともある。

 

大事なことはちいさなコト

まずは小さなことから

目に入るようにして、

そのことに感謝していくことが大事だ。

小さなことに気づけば、

色々な所で良いことが起きていると感じられる。

 

例えば、自分の目の前にパッと写る10個の事が

良いことばかりか、

悪いことしかないか、

という判断は1日、1日で見て

それが人生という長い期間で見たら

とてつもない差が出てくるだろう。

 

引いては、その量が人の幸せか不幸かを

最終的に決めるのかも知れない。

 

私達は幸せになるために生まれてきた

本来誰もが幸せになるために生まれてきたはずだが、

生きていく途中で悪い出来事出来事に影響を受けて、

そのことで自己イメージを傷つけられてしまうことがある。

そこから立ち直れなかったり、

悪い方へと自分を変えてしまうこともある。

一番良いのはそれらに囚われないことだが

そうはいかないこともある。

人間にならよくあることだ。

 

自分に許しを持つ

そんな時は自分を許し、相手を許していくことだ。

 

自分がどうしても許せない時はそのまま

神に任せてしまってもいい。

自分にとって納得できない過去や、

自分にとっていつまでも嫌な印象を残す人は

自分ではどうすることもできないと認め、

より大きな力に任せることも良い選択と言える。

(もちろん、自分のしてしまった失敗や間違いも含めて・・・)

 

ノリの良い神父様!

この本は全米でも指折りの大教会の牧師が

人を叱るためでなく

自分のことを好きになるように説いた本である。

聖書の引用を人の罪深い心を悔い改めさせることではなく、

(よくある神父に対する嫌なイメージは一切無い)

人間そのものを全体的に容認しようという姿勢は

読む者の心を唱えて離さない。

 

どのページも手抜きがなく

一ページめくる度に優しさと勇気をくれ、

訳者の早野依子氏の見事な訳も素晴らしい!

まさに誰にとっても救いはこの一冊にある。

 

「あなたがたは、主にあっていつも喜びなさい、繰り返して言うが喜びなさい」

(ピリピ人への手紙第四章四節)