inumeshi20’s diary

楽しみ第一の自己啓発読者

ベンツを自己啓発で

学歴も仕事もなくてよし

 

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自己啓発書を読んでベンツを買った話 チェ・ソンラク 著 吉原育子 訳) 

 この本は、具体的な行動に焦点を当てた物ではなく、本を読んで叶えていくというプロセスについて記した本です。

 

自己啓発でベンツを?

まずは軽く読んでみる

読者が自己啓発書

不信感を抱いている段階では、

あまり深く考え込まず、

さっと目を通す感じで読む。

例えば、他に好きな分野の本を読んで

気分を変えたい時に読むでも良い。

 

一度だけでは、どんな本も

忘れてしまうので繰り返して読む。

(ただし、楽しいということが前提で)

特に何かを学んでやろう

すぐそれを実践してやろう

という気持ちがなくとも結構。

 

読んで楽しむことが第一で

楽しめなかったり、

読んでて気分が悪くなったりしたら、

その本をやめてしまうか

他の本を読むくらいでいい。 

 

どんな人でも

何度も読んでいるうちに

それらに書いてある通りに

自分の目標を具体的に

紙に書いてみようとなるはずだ。

 

目標は数字で

その目標は大金が欲しいという

漠然としたものではなく、

1億円欲しいという感じで。

数字に置き換えて書いていくこと。

やはり、数字というものは

イメージしやすいからだ。

イラスト、写真があるとさらに良い。

 

人間は書かなくては忘れるが

書いて毎日眺めれば

少しずつその目標を考えるようになる。

思っていることは

口に出して言ってみたり、

形にすると実現しやすいからだ。

 

(ただし、人にその目標を見せるかどうか

といったことは、その人の気質次第と言える。

人と共有できる法が簡単に感じるなら、

自分の周囲に元気良く言えばいいが、

逆に言ってしまったことが

重荷になる人は言わない方がいいだろう)

 

実践は慎重姿勢で

それを忘れない程度に繰り返し、

今度は実際に何かをやってみる

ただし、何度か失敗しても

良いくらいの気持ちで。

失敗率を高く見積もることは

決して臆病なことではない。

 

多くの人が間違えがちなのが

一度で夢を叶えようとする姿勢だ。

早起き、減量などの

簡単なことならまだしも

分からないことだらけの分野で

(例えば、起業やメディア進出など)

いきなり合格点は取れないはずだ。

 

逆に、失敗を多く見積もっておけば、

結果が出なくても気分を

必要以上に落とさないで済むし、

挑戦を増やせば、コツもつかみやすくなる。

 

誤解される自己啓発書

自己啓発書は読む人を

明るくさせてくれる。

内容は読んで難しいと

思えるようなものではなく、

速く読めるし、飛ばし読みでも問題ない。

(よほど読書が嫌いでなければ)

 

人の好みはそれぞれでも、

学力の高い勤勉家は

この類いの書をとかく下に見るのは残念だ。

彼等が愛する古典的名著のことだが、

暗い話が多く、確かに勉強にはなるが、

行動したくなる気分には

ならないことが多い。

 

一方、自己啓発は内容は

古典と比べれば格段に速く読めながらも、

読んでいる人の気持ちを切り替えたり

積極的になりやすくなるという

評価できる特徴がある。

 

読む人に良い気分を与えてくれるなら

それだけで存在意義がある。

気分が乗っている方が、何かをやろうという

気分にもなれるものだし。

 

 ある程度の歳になったら

ある年齢を重ねた人には

自信に変化を与えるのは

難しく思えるだろう。

(別に悪いことではない)

 

人はそれなりの程度の年齢に達すると

社会的に家庭的に身動きが

取りづらくなるものだ。

 

しかし、そう思えても、

自己啓発書を読み続ければ

簡単に起こせる。

(少なくとも気分だけは)

 

何度も読んでいれば、

どんなに腰が重い人でも

やがて小さなことを始めるはずだ。

自己啓発書の必要性は

そういった人達のためにある。 

 

この本では作者は、

どんな本を読んで

どんなことをすれば

ベンツを買えるとは

はっきりとは示していなかった。

(それと何クラスのベンツかも)

 

おそらく、本を読んで、紙に書いて

実行していくというプロセスを

強調したかったのだろう。

だが、実現のプロセスそのものは

どんなことにも応用できる

頑丈で確かなものであるはず。。

 

なお筆者自身

自己啓発を読んでから

ベンツを買えるようになるまで

役4年かかったという。

 

我々はどのくらいの期間で

ベンツを手に入れられるのだろうか?